私が責任者を務める法務委員会において、入管法とともに今国会の重要法案となっているのが性犯罪に関する刑法改正です。
数年前に大型の改正が行われたばかりですが、再度改正案が提起されています。
長期にわたる法制審議会での議論を経て、国会に提出された刑法改正案には、いわゆる性交同意年齢の引き上げや、不同意性交罪、撮影罪の新設など、今まで不十分とされてきた性犯罪の捕捉を補う内容が並びます。
私自身、ライフワークの一つとして性犯罪の撲滅に努力してきました。
発端は小学生の娘さんが被害にあった親友からの相談で、その苦しみたるや想像を遥かに超えるものです。
法制度、警察の対応、世間の目、様々な理由から泣き寝入りを強いられてきた被害者の方々。
女性のみならず男性の被害者も多く存在します。
魂の殺人といわれる性犯罪。
One is too many
性犯罪被害者は一人でも多すぎる。
提出された法律案を多角的に議論し、足らざるを補う審議になるよう全力で取り組んで参ります。
写真は先日事務所に来られた性犯罪被害者支援団体Springの皆さんと。