突如として平穏な生活を奪われた方々に我々にできることは何か。
いまウクライナでは、ロシアによる侵略によって幼い命を含め多数の民間人の命が奪われています。
その戦禍から逃れるべく、隣国に避難する方々が日に日に増加し、その数は100万人とも。
実に秋田県人口を上回る方々が住み慣れた土地を離れ、これからを案じています。将来的には400万人以上という、第二次世界大戦以降最大の難民が生まれるとの予測も出されています。
そのような信じ難い現状に、何をしたらいいのかわからず悶々とされている県民も多いのではないでしょうか。
皆さん。
秋田県で、ウクライナ避難民の受け入れをしませんか。
すでに愛媛県などでは、県知事が県をあげての受け入れを表明しています。
住居の確保などを市町村と連携し、受け入れ態勢を整えるとのこと。
秋田県でもできると思います。
手探りの中で進めていくことに躊躇する人もいると思いますが、もっともっと手探りの中で避難している方々のことを思うと、我々が絞り出す勇気はほんの小さなものだと思います。
いま政府は、今までの難民政策にはみられなかった大胆な一歩を踏み出し、避難民の国内受け入れの手続きを進めています。
相当柔軟な対応となっており、実際に何名かの方は、既に日本に避難しています。
私も外務省と法務省と協議を重ね、一人でも多くの方々が安全な暮らしを取り戻すことができるよう努力しています。
また、地方議員の仲間にも、県に働きかけるようお願いしているところです。
実際にどれぐらいの方が日本への避難を希望するかわかりませんが、我々が受け入れの姿勢を示すことが、様々な形で命を救うことにつながると思います。
懸命に努力いたします。