補正予算の審議に加え、コロナ対策などが議論された短い臨時国会が閉会いたしました。
その短さゆえ、山積した課題が十分審議されたとは言えません。
その分、来年1月から始まる通常国会に向けて、今から準備を始めております。
党の人事も刷新され、私自身は新たに「国会対策委員長代理」という役割を担うこととなりました。
いわゆる「国対」です。
国対は、会期の設定、審議の順番、質疑者の選定、各委員会の人事配置、委員会運営など、国会で営まれる活動の全般を指揮する部門であり、党内のみならず、国会運営に関しては他党幹部と、提出される法案に関しては各省庁幹部と協議を日々行います。
先の国会までは積極的に行っていた国会質問の機会は減ってしまいますが、その分、与党や省庁にはダイレクトに意見し、考えを浸透させていくことができる役回りとなりました。
私が委員長「代理」として支えるのは、当選同期の盟友、馬淵国対委員長。
委員長就任直後に「まなぶ、手伝ってくれ」と依頼を受け、快く引き受けることとしました。
国会質問のスペシャリストとしての馬淵さんが、国会対策で縦横無尽に活躍できるよう、ナンバー2としてしっかりと支えて参りたいと思います。
馬淵委員長に次いで、頻繁に連絡をとる相手となるのは、与党自民党のカウンターパート自民党国会対策委員長代理。
その自民党国会対策委員長代理は、これまた高校の先輩であり、同じ郷里の御法川信英氏。
与野党で厳しく対峙すべき国会ではありながら、その国会が、それぞれの政党にとって充実した議論の場となるように、御法川代理とは信頼感を携えて国会運営をして参りたいと思います。
国対は、あまり表に見える仕事はありませんし、目立つことが必ずしも良いことでもありません。
だからこそ、任された仕事に全力を注ぎ、縁の下の力持ちであったと後世に評価されるよう努力して参りたいと思います。