202101月09日

【過酷な年明け】

「運動不足解消だとか、雪国の人は真面目で忍耐強いとかそんな美談はどーでも良いので、自衛隊派遣で除雪するだとか、PB黒字化目標とか意味無いことをとっとと辞めて雪降し補助金や灯油補助金の為の予算を通してよ。せめて一人暮らしの年金受給者にだけでも」

新年早々、1月3日にTwitterで呟いたのは横手にいる高校の後輩。
まったくもってその通りで、この雪国に住む実態と想いを代弁したものだ。
今年の横手市の積雪は異常で、私が2日に横手に帰った時も信じられない雪の量が降り積もっていた。
もはや、自助はおろか、近所の助け合いの共助も遥かに超えたレベルの雪害で、今にも家が雪の重みで潰れてしまうと眠れない方々も多数いる。

直ちに佐竹知事に連絡。
早速翌日には横手市長と協議を始め「市側から要請あれば直ちに自衛隊に災害派遣要請を行う」という段階に。
友人より「勤めている福祉施設に『家が潰れそうだから短期入所できないか』との相談があった」と連絡があり、自衛隊による除雪、雪下ろしを待てない状況の方のために避難所の開設も知事に要請。

知事側からは災害救助法の適用につき、国の最大限の協力が必要とのことで、地元の御法川代議士にお願いすることに。
その後、次々と他の市町村からも救助の要請が続き、この大雪被害がいかに広範囲にわたるのかが明らかとなってきた。

そして、一昨日には冬の嵐による全県域の大停電。
電力会社の方々の懸命の努力により現在は復旧したが、暖房器具は電動ファンヒーターが主流ゆえに、丸一日暖房なしの生活を迫られた家庭も多かったはず。

そして今日、秋田市は猛烈な積雪に見舞われ、道路は機能麻痺に。
ようやく停電が復旧したら、今度は道路が使えない。

今乗り越えられても、ビニールハウスの倒壊など、今後は農業被害も明らかになってくるので、一過性のものでもなく被害は長期間にわたり甚大なりそうだ。

「大変そうだけど、大丈夫?」とのお声を県外の方から沢山頂きます。

そのお気遣いに感謝しつつ、この状況で懸命に努力されている県民の不安を少しでも解消できるよう、細かいこと含め、懸命に努力していきたいと思います。

 

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