決定されたわけではない、とは理解しています。
でも、内々に醸成されてきた政府与党の雰囲気が、
遂に表面化してきたことを示す記事だと考えています。
まるで、表面張力で張り詰めていた水面に、一滴のしずくが落ちて、コップの外にしたたり落ちたように。
10月から安全保障委員会に移籍し、3度の質疑を重ねました。
「(新屋演習場も)住宅地との距離を重要視」
「ゼロベースは、様々なことが起こりうるゼロベース」
河野大臣から様々な答弁を引き出してきましたが、それらの質疑前後に与党議員、中でも安全保障に詳しい議員とお話しすれば、驚くほど多くの方々が「新屋への配備は避けるべき」との認識をもっていました。
それは議員のみならず、政府の中にも。
先々月、政府高官からも「このまま進めるのは厳しい」との意向を直接伝えられました。
まだ、結論はでているわけではありません。
それでも、方向性が徐々に定まりつつあるように感じます。
「地元の理解が必須」という答弁を、昨年初めに引き出して以来、幾度となく安保委員会で質疑を重ね、一つ一つ外堀を埋めていく作業をしてきました。
それがどれぐらい今の方向性に活きているのか、測り知ることはできませんが、これからも自分が出来ることを精一杯頑張っていきたいと思っております。
一滴、一滴と。