案の定、アルマーニ制服だけが一人歩きしておりますが、議論の本質は義務教育課程における「私費負担」の重さ、その全容と対策です。義務教育は無料といいつつ、日本は制服、副教材等、私費で負担するものが多く、そして高価というケースが散見されます。学校指定という名目で市場価格よりも高いものを購入することになり、家計を圧迫しているケースは全国に溢れていると思います。国として、その全容を調べ、自主性を保ちながら過剰なものを是正する一定のガイドラインを設けるべき、との議論です。その特異な一例としてアルマーニ制服を取り上げました。危惧するのは、アルマーニが高価すぎて、一般の制服が安く見えてしまうことです。一般の制服もまだまだ高価な地域があります。それは自主性に任せ、というスタンスが招いている現状を、議論喚起を経て変えていく事を望んでいます。
http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/08/educatondep_a_23356089/