20日の金曜日、通常国会が開会しました。
会期は150日。
東京都議会議員選挙が控える年は、会期延長されない年が多く、
6月中旬までの短い国会となりそうです。
しかし審議内容は重要案件が目白押しとなっております。
国会全体では、最も基本となる予算案、歳入法案に加え、
働き方改革に関する法案、
過去、幾度も廃案となった「共謀罪」の系譜とされるテロ等準備罪法案、
天皇陛下の退位のあり方の意見集約、
私が引き続き責任者となる外務委員会は、
トランプ新大統領就任に伴う日米関係に関する議論は当然のことながら、
条約案では、
問題を多数抱える新安全保障法制に対応した、米国らとの物品役務の供与を定める条約、
日本がインドに原発の輸出を可能とする条約等々
これら以外にも多くの重要条約が控えています。
ここの内容、私の考え方については後日お話したいと思っておりますが、
いずれにせよ相当窮屈な日程の中で議論が行われることに準備をしていかなければなりません。
先の国会まで、政府与党は相当乱暴な国会運営をしてきました。
わが党は、それに対し意見集約がままならず野党第一党として役割を果たしきれない場面もありました。
率直な反省と共に、重要な案件にふさわしいしっかりとした国会審議を行って参りたいと思います。