私たちが納めた市税の多くは、ゼネコンの利益となり、
加えて、予定価格が上がった為に私達は追加の負担を求められ、
その上、新たに消費税増税分の数億円を払わなければならない。
6ヶ月という時間と三度の入札要件変更の末の結果が、これか。あまりにも惨めだ。
この結果でよいのなら、一度目の入札で実現出来ただろう。
それにもかかわらず「ほっとした」と語る穂積市長。
穂積さん、あなたが選挙中、
思いつきで「入札を市内業者に限る」としたために、
結果、入札は三度も繰り返され、
予定価格増加分のみならず、消費税増税分まで新たに負担をしなければならない事態となったのだ。
挙げ句の果てに落札は、
あなたが当初約束した「市内業者のみ」とは正反対の、
ゼネコンを中心とするJVだ。
あなたのぶれにぶれた行動は、
結局何を得る事も無く、ただ負担のみを増やした。
少なくとも、
消費税の増税分は、あなたの失策そのものの負担だ。
その尻拭いとして、市民は市民サービス向上に全く寄与しない「増税分数億円」を払うのだ。
その悔しさをわかって「ほっとしている」のか。
私は本建設案そのものに反対しているが、
あえて今回は是非は問わない。
その分、本件にかかる市政運営が、
如何に適当だったか説明してほしい。
あなたの度重なる方針転換のせいで
市民が新たに支払う事になった増税分数億円が、
この結論を導く上で必要なものであったと説得してほしい。
それが出来ないなら、あなたは責任を取るべきだ。
簡単に以下。
【落札業者】
大手ゼネコン清水建設と地元企業3社の共同企業体。
【落札額】
約116億円(税抜き:消費税増税分として数億円増額)
(当初より20億円増)
【落札率】
99.9%
【最終決定】
11月末の市議会にて了承されれば最終決定