日本中が休暇で穏やかな雰囲気の中、あまり政治的な投稿をすることは気が引けていたが、この事だけは一言申したい。
岩屋防衛大臣の誠実さを強く疑う。
防衛省はGW直前、イージスアショアについて米国と購入契約を結んだ旨、発表した。
国民からの話題を逸らすためか、その後に控えたトランプ大統領との会談のお土産の一つなのか知らないが、唐突な契約であった。
なぜ唐突かといえば、防衛大臣は国会での私との質疑で、イージスアショアの契約は「地元の方の理解を得ていることが前提」とはっきりと答弁していたからだ。
現在、地元秋田の理解を得るどころか、防衛省自ら行っている適地調査の最中であって、上記の防衛大臣答弁の入り口にも至っていない。
あんまりにも不誠実ではないか。
新屋演習場への設置の是非を議論する前に、大臣として、防衛省として、本気でこの事案と向き合う姿勢を持ち合わせているのか本当に疑わしい。
当然、国会での質疑と全く違う行動をしたことに、国会との向き合い方も厳しく問われる。
イージスアショアの新屋演習場への設置は「地元の理解が必須」、そう述べてきている総理と防衛大臣であるが、同じ言葉を使った本契約時期について、いとも簡単に発言を反故にした。政府にとって、秋田も国会もそんなものと行動で示されているようで、一県民、一議員として強い疑念をもつ。
連休明けの国会にて、この点はしっかりと問う。