本日、衆院会派の立憲民主党・市民クラブに入りました。
先に行われた通常国会から数ヶ月が経ちましたが、安倍政権の不誠実さは益々増して来ており、決して看過できるものではありません。先の国会では、公文書の改ざんをはじめとする多くの不祥事があったにも関わらず、政治的な責任をとることもなく、政府の望み通り曖昧な形で時間が過ぎていきました。例年9月には開かれている臨時国会についても、政府は未だ日程提示すらしていません。このような状況を招いた一番の原因が野党の弱さにあることは疑いのない所と、忸怩たる思いです。
突然の解散総選挙から間もなく一年、野党の様子も一変しました。私の所属していた党が国会会期中に解散し、この間、やむを得ず無所属の議員として活動を続けてきました。しかし、国会の中において一議員としてできることは乏しく、質問の機会・時間が十分確保できなかったことも事実で、私自身の使命たる故郷秋田の発展のため、また、大きな懸念であるイージス・アショアの秋田への配備を阻止するため、このままでは十分に責任を果たすことが難しいのではないかと危惧を覚えるに至りました。そこで、来たる臨時国会からは、衆院会派の立憲民主党・市民クラブに合流し、国会でしっかりと活動していこうと判断をしました。前回の選挙、また選挙後の様々な永田町の中の動きに、胸中様々な思いが交錯しますが、立憲民主党との政策的な融和性はもちろん、国会論戦の要である野党第1党の立憲民主党を強化していくことが、今、弛緩した政府を糾すのに最も必要とされていることと考え、微力ながら力を尽くして参ります。
来夏には参議院選挙も予定されています。秋田や地方の本当の豊かさを取り戻すため、負けられない戦いとなります。課題は残りますが、皆様から頂いた立場を十分に活かすことができるよう頑張って参りますので、何卒ご理解いただき、変わらぬご支援を賜りますようお願い申しあげます。
寺田学