決裁文書を改ざんしたことが発覚し、政府と国会の信頼関係は完全に崩壊した。
これをどのように回復するかは、一義的に国会ではなく政府の責任。
国会審議の中で疑惑を追及すべしとの意見は、政府与党の都合のいい解釈であって、
まずは失墜した政府の信頼をどのように回復させるかを政府自ら示すべき。
今は疑惑追及の前段階。政府が全ての知り得る事実を明らかにする局面。
まずは改ざんの指示を「誰が」行ったのか明らかにすべき。なさぬは無責任の極み。
指示したものは誰か、国会の審議を経ることなく、政府自ら公表することが信用回復の第一歩。
それ無くして国会審議はあり得ない。