今週の月曜、安全保障特別委員会で質疑致しました。
総理入り、TV中継ありの質疑です。
以下のアドレスからご覧になれます。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&media_type=fp&deli_id=44956&time=15578.5
とかく難しい言葉が飛び交う委員会ですが、折角のテレビ中継の委員会でしたので、皆さんと比較的なじみ深い「専守防衛」という観点から、改正案による影響を議論致しました。
専守防衛とは、
永らく日本の防衛方針の基本とされてきたもので、外国からの武力行使があって初めて防衛出動をするという、日本独特の受動的な防衛方針です。
限られた時間でしたので、専守防衛そのものの是非ではなく、専守防衛の解釈が大きく変質しているにもかかわらず「専守防衛にいささかの変更もない」と強弁する政府の姿勢を質しました。
この法案が可決されれば、日本が攻撃されていなくとも、一定の要件をクリアすれば、自衛隊が防衛出動で海外に出向く事が可能になります。それは果たして専守防衛と言えるのか。
質疑後、多数のテレビや新聞等で取り上げて頂きました。
あえて難しめに言うと、
存立危機事態における「明白な危険」の考慮要素「攻撃の意思」は要件かどうか、という論点です。
次回の質疑は来週水曜以降になると思います。
またこの場で随時お伝えして行きたいと思います。