201410月29日

【国政に再度挑みます】

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堅苦しくせず、素直に想いを述べます。

「国政再挑戦」。
悩み抜いて出した結論です。
そしてこの結論は、
地元の友人・支援者から最も支持されなかった結論でもあります。
「いまは国政出たって勝てない」「知事選のほうがいいんじゃないか」など、多くの方に言われました。
どの選挙が勝ちやすいかはわかりませんが、いま国政に挑んでも相当に厳しい結果になることは指摘の通りでしょう。
まったく流行らない選択です。

それでも国政へ挑む決断を心の奥で支えるのは何か。

落選してからというもの、私の生活は子育て一色でした。
選挙落選直後に授かった待望の第一子。
一日一日と大きくなり、出来る事が増えていく我が子の成長を見つめることは、子育てがどんなに大変であっても、何にも代え難い喜びです。
ただ、この子が大人になった時、はたして日本はどうなっているのか、子育ての喜びとともに不安もよぎります。
今の日本は財政状態一つとってみても悲惨極まりない状態です。
子育て支援が大事と言いながら、その財源すらも将来世代への借金で賄う始末。
私達は、まだ言葉も喋れぬ子供達に腰掛けながら世の中を回しているわけです。
恥ずかしく情けない。

思い返すと、11年前、初めて選挙に出たときの私のスローガンは「次世代からの提言」でした。26歳の若者として、まさに次世代の当事者として訴えました。今の日本を変えたいと。
子を授かったいま、一層強く想います。
借金まみれの財政のみならず、反省なき原発政策、専守防衛を逸脱する安全保障等々、安倍政権が求めるような日本を我が子には残したくはない、と。
安倍政権の方向性は間違っている。
子をもつ親の一人として、まだ声をあげられない将来世代の「声なき声」を代弁し、想いを訴えたいと思います。
親の意地です。

声なき声。
いまの政治は、まさしく声なき声への配慮が著しく欠けていると思います。
安倍政権になってから、強いもの、持てるものの視点で世の中が変えられています。
その陰で、弱いもの、持たざるものが注目もされず、ひたすら我慢し続けています。
「いずれ恩恵は全体に及ぶから」と言われながら。
政権の目玉とされる「女性の活躍」も同様です。
この場合における女性とは、男性のように働き振る舞うことができる女性でしかなく、様々な問題に苦悩し、活躍の場を与えられていない女性に着眼はないように思えます。

人の営みは、まさしく人それぞれ多様です。
一部の強いものをより強くし、富めるものを一層豊かにすることによるおこぼれを、
その他多くの人々が待ちわびるのではなく、
まだ声をあげられない子供、燃料高で苦しむ地方、米価が下がり戸惑う農家、派遣から抜け出せない労働者、障がいを抱え助けを求める方々、ひとり親家庭等々、
将来世代や弱い立場の方々に視点に立って、アベノミクスの一言でかき消される声なき声を聞き、助け合い繋がり合っていくことにより、日本に、秋田に底堅い活力が産まれるものと信じています。

国民のだれもが希望をもてる未来を創りたい。

衆院選に落選して約二年。
もう、秘書も事務所もお金もなくなりました。
名実共に、裸一貫です。
その上、向かう相手は安倍政権、自民党、アベノミクスと強大です。
それでも、手を挙げます。
例え少なくとも、安倍政権は間違っていると共感してくれるお一人お一人と、いまこの瞬間も傍らで笑っている我が子や、友人の子供達の顔を思い浮かべ、その子らの将来を背負って闘っていきたいと思います。
ご指導、宜しくお願いいたします。

(近日、記者会見を行おうと考えています。具体的な政策に関してはその時に併せて)

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