本日、性犯罪に係る刑法改正が施行となりました。
主な内容としては
・「同意」の有無が性犯罪の成立要件として明確に
・性交同意年齢(性的行為について自ら判断できる年齢)を13歳から16歳に引き上げ
・子どもを手なずけコントロールする罪の新設
・性的な画像の盗撮や提供を処罰する「撮影罪」の新設
・公訴時効の期間を延長
などです。
今回の改正に至るまでには、性被害当事者の団体であるSpringの皆さんをはじめ、声を上げ続けた被害当事者・支援者・この問題に心を寄せる皆さんの多くの努力がありました。
私もライフワークとして改正法案の国会提出前から取り組み、多くの皆さんのお声を聞き、国会でも質疑を重ねてきました。
この新たな一歩によって、処罰されるべき人がしっかりと処罰され、そして社会の規範として性犯罪の抑止に繋がる、社会にとって大きな役割を果たすことを強く望んでいます。
ただ、今回の改正でも積み残された点については、私も参加した修正協議を経て、今後の実態調査や5年後の見直しが附則に盛り込まれました。
引き続き性犯罪被害の実態に寄り添い、性犯罪をなくすための更なる改善に取り組んで参ります。