最終回です。 駄文に関わらずお付き合い頂いた皆様、 本当にありがとうございました。 恣意的な事故調報告や、 関係者の自己弁護的な自筆本に違和感を覚え、 当時34歳だった自分の弱虫さを含め、記憶を淡々と書くスタイルにしました。 記憶ゆえ、不正確な部分もあるかもしれませんが、 この記憶全体がもつ多少の公共性に免じて、 お許...
ブログ
-
201503月27日
【311の記憶:8:最悪のシナリオ等:加筆修正し再掲】
-
201503月25日
【311の記憶:7:反転攻勢:加筆修正し再掲】
3月16日。 自衛隊ヘリによる福島原発3号機、4号機燃料プールへの注水、決行。 皆、祈るような気持ち。 一滴でも燃料プールの水量を増やし、時間稼ぎをしたい。 合わせて、国民と米国に向けて前進する姿勢を...
-
201503月20日
【311の記憶:6:首都圏に放射性物質:加筆修正し再掲】
15日早朝、東電本店。 しばらくすると、総理がいる小部屋には数人のみ。 総理と向かい合って座るのは、勝俣会長。 総理がおもむろに落ち着いた声で勝俣会長に一言。 「絶対に撤退は無い。何が何でもやってくれ...
-
201503月18日
【311の記憶:5:統合本部設置へ:加筆修正し再掲】
14日夜。 爆発寸前だった二号機の圧力低下、注水再開で一時の安堵。 しかし、根本的に解決には向かっていない。 総理応接室に原子力安全委員会や保安院、東電の関係者を集め、 今後の推移を予測、議論。 保安...